『がんこ寿司』小嶋淳司(がんこフード)の学歴・経歴や年収と、掲げる「おもてなし術」とは?


『がんこ寿司』という寿司店を個人創業し、そこから「がんこフードサービス株式会社」になり、現在では多彩な業態の店を100店舗展開するまでの企業に育て上げた創業者、小嶋淳司氏。

小嶋氏は「どこよりも良いものを、どこよりも安く」をモットーに、客に満足させるサービスを徹底してきました。

それを支えるのが、高度な技を必要とする日本料理の職人達とがんこフードサービスの「究極のおもてなし術」。

がんこフードサービスの創業者、小嶋淳司氏とはどういう経歴の持ち主で、がんこフードの売上や小嶋氏の年収はどのくらいあるのでしょうか。

そしてがんこフードサービスの掲げる「おもてなし術」とはどういったものなのかまとめてみました。

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小嶋淳司のプロフィールと経歴

出典:日本経済新聞

名前:小嶋淳司(こじま・あつし)

生年月日:1935年7月16日

出身地:和歌山県上富田町

出身高校:和歌山県立田辺高校

出身大学:同志社大学経済学部

職業:がんこフードサービス株式会社 代表取締役会長

小嶋氏は1935年に和歌山県上富田町にて、兄弟6人の末っ子として誕生しました。

ですが、9歳の時に父親を亡くし、それからは母親一人で戦中・戦後、兄弟6人を育て上げました。

 

当時は日本は大変貧しい時だったので、本当に大変だったかと思います。

その当時の母親の苦労を目の当たりにして家業を高校時代の頃から手伝っていました。

 

小嶋氏のご実家は紀勢本線朝来駅前の雑貨屋「こじま」を営んでいましたが、小嶋氏の姉達は嫁いで家から出ており、兄達は大阪に出ていたので末っ子の小嶋氏が一人でした。

実家の雑貨屋を「閉店となっていはいけない」という想いから、坊主頭で学生服を着て商売をしていましたが相手にされません。

ですが自分で自信が持てるものを仕入れ、店に並べたらそれに対して大人達は評価をしてくれたそうです。

学生服のまま問屋に来る姿を見た大人達は、最初は面食らっていたそうですが、小嶋氏の誠実さを見出し、そこから商売について教えてくれたそうです。

そして商売について本格的に興味を持った小嶋氏は、大学を卒業したら1年後には自分の店を出し、一生商売人として生きていこうと思ったのです。

本格的に商売をするには大学に行こうと決意した時は高校を卒業して4年が経過していましたが、兄が帰省してくれたため、大学へと進学できたようです。

だから同志社大学で経済学部へと進まれたのですね。

 

興味本位で同志社大学の経済学部の偏差値を調べてみたところ、62.5でした。

小嶋氏の時代と現在では違うかもしれませんが、当時大学まで行かれたというのは凄いことだと思いますし、優秀だったのでしょうね。

 

そして大学卒業後は1年間大阪榮寿司店で見習い修業をし、1963年に大阪十三(じゅうそう)にて4坪半の寿司店を創業されます。

寿司店を選らんだ理由として、小嶋氏なりに調べた結果、一番遅れている業界が飲食業だったためこの業界なら努力さえすれば追いつけるだろうと思われたそうです。

そして寿司屋が一番儲かっていた飲食業だったのでやってみようと思われたのだとか。

当時の寿司屋は美味しいが値段が高いか、まずくて安い店しかなかったため、小嶋氏は美味しくて安い寿司屋を目指します。

そうして誕生したのが前述の大阪十三に4坪半の店として開いた「がんこ寿司」です。

出典:30ans

この「がんこ」という呼び名は、小嶋氏ご自身の学生時代のあだ名より付けられました。

そして商売は「顔」が命と、思い切ってトレードマークにもされました。

 

こちらのイラストと小嶋氏、本当に似ていますね!

イラストが小嶋氏の特徴を上手く捉えています。

 

小嶋氏は大学在学中から大阪の繁盛店の調査を行っており、そこで客単価や仕入れ、サービスの質、家賃・人件費等について徹底的にリサーチをしていた甲斐があり、十三は庶民の街で寿司店の激戦区だったにも関わらず、「うまくて安い」と口コミで広がり成功しました。

 

1969年には「小嶋商株式会社」として法人を設立し、社長に就任します。

以後は同社を外食産業チェーンに育て上げ、現在は大阪と京都で100店舗も誇るチェーン店に成長し、大成功を収めています。

そして小嶋氏は2005年には同社の会長に就任し、社長の座には今年2018年から息子さんが就いています。

 

幼い頃から商売を覚えてきたのと、ものすごい努力と早いうちから目標を定められたからこそここまでの成功があるのかもしれかせんね。

大学時代も寿司屋をすることを決めそれについての調査も怠っていなかったですし、小嶋氏の誠実な人柄も相まってお客さんを繁盛したのではないでしょうか。

 

「がんこフードサービス」の売上と小嶋氏の年収は?

小嶋氏が創業した「がんこフードサービス」は小さな寿司屋から現在では、寿司・和食・とんかつ・回転寿司・炉端料理など様々な業態の和食レストランチェーンへと成長しました。

そんな「がんこフードサービス」の売上ですが、2016年7月期で230億円(グループ会社他5社も含む)の売上高です。

そして従業員数は3,530で、長年黒字経営でやっています。

 

それでは小嶋氏の年収はいくらくらいなのでしょうか。

会社によって役員報酬は違ってきますが、6,000万円以上は貰っているのは確実ではないかと思います。

 

ある記事によると、従業員数によって社長の年収が変わり以下の様にまとめられていました。

規模                                            年間報酬

平均                                            4,381万円

1,000人以上                            5,643万円

300~999人                             4,043万円

300人未満                               3,109万円

出典:https://biz-shinri.com/president-annual-income-12766 

上記は社長の平均年収の指標ですが、小嶋氏は現在取締役会長として就任されているので社長よりは確実に貰っているはずです。

1000人以上で5,643万円が社長の平均年収なので、「がんこフードサービス」の従業員数から考えると9,000万円~1億円くらいあってもおかしくないかなと思います。

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小嶋氏が掲げる「おもてなし術」とは?

小嶋氏が企業理念として掲げているものがあります。

がんこ宣言
  • 我々は、折り目正しい規律と躾でお客様に徹底した満足をしていただくがんこな商いに徹します。
  • 我々は、味一筋に生きる仲間同士で研鑽し合い、商品は宝とするがんこな商いに徹します。
  • 我々は、若い情熱を完全燃焼する場として店を己とするがんこな商いに徹します。

上記「がんこ宣言」から読み取れることは、経営を支えているのはお客さんであり、だからこそ正しい規律でお客様が満足してくれる場を提供すること。

「がんこフードサービス」で提供する食事は食材と味にもこだわった宝であり、仲間でその知識や見識を深め合いながら最高の食事を提供すること。

そして小嶋氏は「若い人のエネルギーや発想にはかなわない」とお考えのようです。

従って、若い従業員が仕事にやりがいと生きがいを見つけ、お客様に喜んでいただくことを意気に感じられる店を目指すということ。

だと思います。

この小嶋氏が掲げてきた「がんこ宣言」が会社に浸透し、従業員の士気も高めた結果「がんこフードサービス」は繁栄してきたのでしょうね。

 

そして昨今「がんこフードサービス」が取り組んでいるおもてなしに貴重な文化的遺産を生かした和食店を展開しているところにあると思います。

日本の食文化とともに、先祖が残した素晴らしい伝統建物を伝えていく義務が我々にはありますが、それを共に残せるように大阪では「平野郷屋敷」、京都では「高瀬川二条苑」を展開しています。

出典:平野郷屋敷・がんこフードHP

出典:京都「高瀬川二条苑」・ぐるなび

このような代々受け継がれてきた日本の伝統建物は失われてきているにも関わらず、「がんこフードサービス」ではこのような建物を和食店として展開し、そこで美味しい食事と伝統的な建物で優雅な時間を過ごせる場を提供しています。

そしてそんな場で「食事を運ぶ」という作業を配膳ロボットに任せるという試みがされています。

出典:https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/mag/15/00148/00025/

ロボットに任せることで従業員は接客に専念でき、サービスを向上させ付加価値をつけるということができます。

これも凄い「おもてなし」ですよね。

 

その他に、3年程まえから海外からの旅行客を対象としたインバウンド専門チームを立ち上げ、海外からの観光客向けの寿司体験教室や折り紙、着付け体験などを行っています。

日本に来て日本の文化を体験出来るということは、旅行客は大喜びですし楽しい経験ですよね。

そして提供しているのは「がんこ」が長年培ってきた技術や日本文化でもあるので、粋な計らいだと思います。

そしてそれが日本流の「おもてなし」であり、この「おもてなし」が上手く商売に結びついてもいるのだと思います。

 

小嶋氏は「お客様に喜んでもらって、なんぼ」とおっしゃっています。

それが小嶋氏の「おもてなし」の原点なのだと思います。

 

まとめ

「がんこフードサービス」現会長の小嶋淳司氏についてまとめてみました。

現在外食産業は飽和状態にあるとされており、大きな岐路に立たされている店や企業も多いと思いますが、「がんこフードサービス」は従来の「安くて美味しいものを提供する」のみでなくそれに付加価値を付けたサービスを提供しているように感じました。

それが素敵な場所で食事をする機会であったり、接客というサービスの向上やお客様とのつながりだったり、インバウンド旅行者には日本の文化を提供することで「楽しい」を提供したり。

どのような「おもてなし」が出来るかということで新しい活路を見出していますよね。

小嶋氏の原点「お客様に喜んでもらって、なんぼ」なんですよね。

 

そしてそこで働く従業員も自分のやりがいや生きがいを見つけられているのであれば、従業員とお客様双方にとって心地よい場所ですよね。

今後の「がんこフードサービス」の展開も楽しみですね。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました♫

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