【フランスワーホリ日記】1週間目 空き巣に入られた話


2006年12月31日にフランスにワーキングホリデーで到着しました。
渡仏は二回目です。

2003年~2004年まで10か月程語学留学していたので今回は「フランスで仕事をしながらフランス語も向上したい!」という目的での渡仏でした。

Sponsored Link

なぜフランスでワーホリなのか

そもそもフランス語を学び始めたのは通っていたニュージーランドの高校で第2外国語が必修科目だったからです。小さい女子高だったので選択言語は日本語かフランス語のみ。
将来は国際機関で働きたいという夢もあったので迷わずフランス語を選択。
高校時代のフランス語の先生は嫌いでしたが、フランス語言語そのものに惹かれました。
そして大学は仏文学科ではありませんでしたが、趣味でフランス語を続けていました。

2006年の枠でフランスのワーキングホリデービザに応募し無事申請がおり、「フランスでまたフランス語が勉強できる!生のフランス語だー!よっしゃ―♪」と思い、心を弾ませながらのワーホリ渡仏でした。
12月31日の成田空港は年末を海外で過ごす人で混んでいた中に、なんと黒服に両脇を囲まれた叶姉妹もその中に!!! 服装もテレビの中から出てきたようでした。ワーホリのしょっぱなから芸能人見れるなんて今年はツイてるかも!とか
到着当初はホテルに数日滞在してから友人の家に少し居候させてもらうことに。
そこから仕事とアパートを探しをはじめ、フランスに到着してから1週間経った頃。

友人宅で空き巣に入られる!

パリでは毎月第1日曜日は美術館が無料になるので友達と一緒にオルセー美術館に行くことなりました。
印象派が多いオルセー美術館。モネやマネの絵画を見て満喫して友達と家に帰宅しました。
友人宅へと階段を上がり、ドアの前に着くと・・・

、、、へ????
なんと鍵は3つ付いていたはずなのに全て壊されドアが半開き。

3つの鍵も鍵がすっぽり穴から抜き取られており、ドアに3つの穴がある状態。
数十秒後、家の中に入り、中はかなり物色された形跡がありました。
混乱していましたが家に着いた数分後に空き巣に入られた状況を飲み込みました・・・。

お互い本当ショックでした。
心理的ショックが半端ないです。

友人曰くその時はパリで3度目の空き巣の被害とのことでした。

とりあえずお互い何が取られたか確認しようということで、自分の持ち物を確認。
友人はカメラとパソコン。
私はパスポート、キャッシュカードとクレジットカードでした。
幸いにもパソコンは服の間にしまっておいたのでパソコンは取られずに済みました。

パスポートは紛失届けを出して再発行してもらえるから大丈夫と思ったのですが、
よくよく考えたらパスポートの中に、ワーホリのビザが!!!

ワーホリビザは紛失したらどうなんだろう?

日曜日ということもありどこも閉まっているので問い合わせは不可。

取りあえず、何をしないといけないか考えて、警察への被害届と、クレジットカードとキャッシュカードを全て停止することが先決と考え、カードに関しては全て停止。
翌日月曜日、在仏日本大使館へ被害届も一緒に持って行き、取りあえずパスポートを盗まれたことを報告。
それと、たまたま戸籍謄本も念のため持って行っていたのでその場でパスポート再発行の申請。
次に大使館の人へワーホリビザについて質問するも、日本大使館の管轄外だから直接日本のフランス大使館へ問い合わせるようにとのこと。

一旦友人宅へ帰り、在日フランス大使館へ再発行について問い合わせるも、何度電話しても出ない・・・。
もちろん時差を配慮して電話してます。
メールも試みましたが、一向に返信なし。
その他ワーホリ協会に問い合わせたり、フランスの外務省に問い合わせたりと、パリで出来る限りのことはしてみました。

本当にストレス溜まり、焦り、募りました。
一向に埒が明かないので、在日フランス大使館へFAXを送りました。

それから2日後でしょうか。
やっとFAXによる問い合わせに返信が来ました。
私の送ったFAXの上に一言。「再発行はしないのですぐに日本に戻るように」と。
・・・。
もちろん再発行は不可だとは知ってましたが、それは2度は同じ国に応募出来ないという解釈でした。
そうではなく、一度発行したものはどんなことがあろうとも再発行は出来ないってことだったんです。

それを読んでものすごい憤りを感じました。
そもそもこちらに非があった訳ではなく、鍵も3つあったのに空き巣に入られました。
治安が悪いフランスが悪いのでは???、、、と、、、フランス大使館の対応の悪さにも怒りMAXで内心「くそーーーー!」と叫んでました。
そもそも盗まれたのはワーホリのビザという「紙」であって、私の1年間のワーホリの「権利」が盗まれたわけではない!!!
そして幸いにもコピーも取っており、ちゃんと「ワーホリでフランスに1年間滞在してもいいですよ」という承認は下りた訳だから、私に非は無いのに帰国しないといけないのだろうと思いました。
1週間程かなり凹みましたが、思い切って仕事探し始めました。

Sponsored Link

仕事の面接

そしたら運良く、某在仏日系企業で営業アシスタントのポジションがあり応募。
数日後書類審査が通ったとのことで、面接へ。
面接も順調に進みましたが、やはり面接ではワーホリビザが盗まれたということは正直に話さないといけないと思い、空き巣にあいパスポートとワーホリビザが盗まれコピーのみで現物は無い旨、面接官にお話ししました。

日本人で理解のある方で、状況を理解してくださり、採用とのことですが、
条件として労働管理局で、一時労働許可証(Autorisation Provisoire de Travail)を取得できたら、1年の契約社員CDD (Contrat Durée Determinée)で雇って頂けるとのお返事を頂きました。

翌日いざ労働管理局へ!!!
内定を頂いた会社から出された書類と私のワーホリビザのコピーを持って挑みました。
待っている時間「大丈夫かな。これでダメって言われたら本当に帰らないといけないんだろうな・・・。」と弱気になったりしましたが、せっかくワーホリで1年滞在出来るチャンスがあるのに無駄にしたくない思いの方が強く、何か言われたら状況を説明し、権利を主張してみようと思いました。
フランスではめずらしく、15分程で私の時間が回ってきました。
担当の方の所に行ったら、結構感じの良いおじさんが担当で、必要書類(ワーホリビザコピー)を提出したら全て目を通し、「C’est bon(OK)」と。えっ?!それだけ?(・_・;)
フランスの結構ゆる~い所が私は好きです。

その後、これからのプロセスの説明を聞き終了。
ぉぉぉぉおおおおおおお。
通ったーーーーーーーーーーー!!!!!!
めちゃくちゃ嬉しかったです。
労働管理局でのことを面接官の方に伝え、その数日後から仕事をはじめました。
そして住む場所も後日見つかり、友達の家からもお引越し。

2007年は私にとって、当時流行っていた細木数子の言葉を借りると大殺界でした。

色々ありましたが、結論から言うと無事ワーホリも終わり12ヶ月滞在できました。

そして当初はCDDでしたが、翌年会社が就労ビザを出してくださるとのことでワーホリビザから就労ビザに変わると同時に正社員に。
それと同時に営業にも昇進し、フランスで就職することに。
今は日本ですが、フランスには最終的に8年程滞在しました。

最後に

本当フランス(厳密に言うとパリは特に)は物騒なところです。
治安も場所によっては悪いし、空き巣やスリの話はしょっちゅう聞きます。
空き巣の他に私は3人組に襲われてバッグとかひったくられそうになったり。

でもいい所もたくさんです!

しょっぱなから空き巣に入られて大変な思いはしましたが、今思えば精神的に鍛えられたと思います。

今後もフランスでワーホリをされる方、多数いると思います。
そして私のようにワーホリビザが盗まれたり失くされたりという体験をされる方もいるかもしれません。

フランス大使館ではワーホリビザの再発給は行っていませんが、2017年から労働管理局にて一時労働許可証を取得する必要がなくなりました。
なのでワーホリビザだけで大丈夫です。
ですが、念のためコピーはちゃんと控えておいてください!
1枚日本の家に予備を置いておくのもいいかもしれません。

最後まで読んで頂き感謝です。

Sponsored Link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です