京都の「五山の送り火」の文字の意味は何?「大」の字や「妙法」、絵文字の意味は?


毎年8月16日の夜、京都の夏の夜空を彩る「五山の送り火」。

新聞やニュースでも全国的に取り上げられるので皆さんご存知ですよね。

 

その中でも「大」という文字が一番有名だと思うのですが、その他に「妙・法」、「船形」の絵、左「大」文字、「鳥居形」の絵があったのってご存知でしたか?

 

各文字や絵が持つ意味についてまとめてみました。

 

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「大」の持つ意味

 

「大」の持つ意味としては、様々な諸説があるようです。

 

出典:Wikipedia

 

1つは、この世を構成する「地・水・火・風」の四大要素の四大の「大」を表すという説。

 

2つ目は、「地・水・火・風」に「空」を加えた五大要素の「大」を表すという説。

 

3つ目は、「大」の字を分解すると「一」「人」という漢字に分解することができ、これを一人の人間(人形・ひとがた)と見立てて無病息災を願う目的があったという説。

また左大文字については「大」ではなく「天」としていたこともあるから、「天」そのものを表すと考えることもあるようです。

 

4つ目は、「大」という字は魔除けの象徴でもある五芒星(ごぼうせい)の意味があるという説。

 

5つ目は、1年を通して位置が変わらない北極星(神の化身とみなされている)をかたどっていて、地上の不動の山とする説。

 

6つ目は、弘法大師空海が大の字に護摩壇(ごまだん)を組んでいたから「大」の字にしたという説。

ちなみに護摩壇とは護摩を焚く炉を据える壇のことで、護摩とは、供物や願い事を書いた木を焼いて祈願する儀式のことです。

 

最後に密教での教えでは、五山の送り火は弘法大師空海による護摩供とされています。

平安時代、京の都に疫病が流行り、空海は都全体を浄化するため護摩焚きしようと思いついたようです。

 

空海は東寺にいて御所の位置を「護摩壇」に見立て、銀閣寺の上方にある一つ目の「大」は胎蔵界の大日如来、金閣寺の「大」(左大文字)が金剛界の大日如来を表しているようです。

 

 

「大」の字には様々な諸説があり、正確なことは分かっていないようです。

本当はどれが正しかったのか気になりますね。

 

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「妙法」の持つ意味

 

妙法は「妙法蓮華経」という言葉からとられています。

「妙法」には「素晴らしい法」という意味があり、日蓮宗(法華宗)のなかではたくさんあるお経の中でも最高のお経(法華経)と考えられています。

妙法は、日蓮宗(法華宗)に帰依していた人を送るという意味があるようです。

出典: Wikipedia

出典:Wikipedia

 

舟形の絵の意味

 

舟形は「精霊船」と呼ばれることもあり、船首は西方浄土を指しており、精霊を送るための船であると考えられています。

出典:Wikipedia

 

鳥居形の絵の意味

 

鳥居形の絵にも諸説あるようです。

 

1つに、弘法大師が石仏千体を刻んで開眼供養したのを機に、鳥居形が作られたという説。

 

もう1つに、麓の愛宕神社の鳥居にちなんで鳥居形が作られたという説があります。

なお、京都五山送り火の中でも鳥居形は最後に点火をされますが、この鳥居形は愛宕神社の神意を現す形であり、京都に災い事が入らないようにするためと言われています。

出典:Wikipedia

 

まとめ

 

一番知られている「大」の文字には色々な説があるのですね。

各諸説納得がいくものばかりでした。

 

今までなんとなく綺麗だなと思いニュースで見ていましたが、各文字や絵の持つ意味を知ることにより、この伝統的行事の奥深さが分かりました。

 

本場で一度見てみたいですし、その際はより一層楽しめるようになるのではないでしょうか。

 

 

最後までお読み頂き感謝します♬

 

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