私の家族は結構なマイペースな人たちの集まりです。
客観的に話を聞いたりその場に居合わせたら結構笑えるのですが、実際巻き込まれるとどっと疲れます。
そんな家族話の一コマです。
父が家に遊びに来る
両親は福島に住んでいますが、たまに東京の私達家族の家にきます。
大概二人ペアでは来ず、どちらか一人が来て帰ったらまた今度どちらか一人が交代で遊びに来る感じです。
一緒に来てくれれば受け入れるこちら側としても楽なのですが・・・。
そんな感じで父がある日東京へ遊びに来ました。
退職するまでは長年千葉に住んでいたので東京の友達に会ったり買い物をしたりするためです。
通常2泊3日といったところでしょうか。
父はそれなりに料理好きで使ったらキッチンもちゃんときれいにしてくれたり、美味しいものを差し入れで買ってきてくれたりと、配慮を欠かさない人です。
なので有難いのですが、たまに突拍子もないことをします。
お昼に作り置きのカレーを食べる
父滞在2日目。土曜日です。
前日から作っておいたカレーが残っていたのでそれを温めて食べることに。
週末恒例で、私は家の掃除をしていました。
そして、温めるだけなので父にカレーを温めてもらいお昼の準備をお願いしました。
私の掃除も一段落つき、父もお昼の用意が出来たとのことでリビングに呼ばれました。
食べる前に、麦茶を出しコップによそった時に、1個残っていたイチゴヨーグルトが無くなっていたので、「あっ、誰かが食べたんだ。片付いて良かった。」と思ったのです。
皆が食卓につき、「いただきます!」と言い昼食が始まります。
誰かが少し前に食べたイチゴヨーグルトのせいか、イチゴの匂いがしたのです。
イチゴの匂いの理由
カレーライスを2-3口した時、異変を感じました。
口から鼻へかけて、イチゴの匂いがするのです・・・。
(気のせい???)
そして3-4口目。
(いや、やっぱり気のせいではないことが分かりました。)
思い浮かんだ不安を恐る恐る言葉にしてみました。
私:「もしかして、父、冷蔵庫に最後残っていたイチゴヨーグルトをカレーの中にいれた???」
父:「うん。入れたよ!カレーは(私の息子)には辛いと思ったから。」
私:「えっ・・・???ってかその前にカレー味見した?子供用に甘口のルーしか使ってないんだけど・・・。」
父:「してないよ。カレーだから辛いと思って、冷蔵庫に残っていたヨーグルトを入れたんだよ。」
私:「・・・・・。(;゚Д゚) (;゚Д゚) (;゚Д゚)。」(無言)
イチゴカレー
やっぱりよくよく見るとイチゴの果実がカレーに入っています。
そして匂いもイチゴとカレーの匂い。
口に含むとイチゴの匂いが鼻を通り、カレーとイチゴの果実の食感が楽しめます。
父と息子は普通に食べていたのと、もったいない精神から頑張って私も食べ続けましたが、最後はやはりギブアップしました。
食べながらも内心、
父よ、またすごいもの作ったな~~~。
そしてどうしてイチゴヨーグルトをカレーに?
冷蔵庫にあった普通の無糖ヨーグルトか牛乳でも良かったのでは??
カレーは辛いって何、その固定観念?確かに辛いけど甘口もあるよね?!
ってかその前に辛いか否か味見しようよ!!!
と、もんもんとしながら頑張って食べました。
でも私は完食は出来ず、最後はギブアップしました。
完食する息子
当時3歳の息子は、イチゴカレーを完食していました。
そして最後に、「はぁ~。おいしかった。」と・・・。
そして私は心に思いました。
「息子よ、君は私の鑑だよ。」(´;ω;`)ウッ…
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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