2018年11月26日放送の世界ナゼそこに?日本人で「日本人も大好きな“あの日本食”をパリで広め、現地の人を喜ばせている37歳のシングルマザー。」と題し、フランス・パリでお好み焼きのお店『OKOMUSO』を始められた田淵寛子さんが紹介されます。
田淵寛子さんは本格的な料理経験はなく、日本に居た頃はIT関係の仕事に従事されていたそうですが、何故フランスへ渡りそこで日本食を広めることになったのでしょうか。
田淵寛子さんのプロフィールと経歴、それから渡仏された理由と、なぜフランスでご結婚もされずにシングルマザーをするという道を選ばれたのか調べてみました。
目次/Contents
田淵寛子さんのプロフィール

出典:independ
名前:田淵寛子(たぶち・ひろこ)
生年月日:1981年4月15日(2018年11月現在37歳)
出身地:大阪府
出身校:私立天王寺中学・高校卒
出身大学:青山学院大学経営学部卒
職業:「OKOMUSO」お好み焼き店のオーナー
モットー:「とにかく行動」
田淵寛子さんは大阪で生まれ育ったバリバリの関西人です。
この時点で「お好み焼き」店を始められたというのがなんとなく納得しますね。笑
さて、田淵さんは中・高は四天王寺中学・高校という大阪ではかなり有名な女子進学校に通われていました。
四天王寺高校の偏差値を興味本位で調べてみたのですが、普通科理数コースは74、普通科英数コースは70もあるすごい学校でした!!!
そして若手女優・高畑充希さん、スポーツ選手では木村沙織さんの出身校でもありました。
その他にも沢山の著名人やスポーツ選手の名前があったので、文武両道の学校なのが分かります。
そして高校卒業後は青山学院大学経営学部に進学されます。
なんでも公認会計士のお父様の影響で初めは同じく公認会計士を目指されて進学されたようですが、在学中に学生起業して「パソコン関連の販売会社」や「人材系の会社」などを立ち上げています。
さらに芸能事務所にも所属しタレント活動もされていたようです。
さらに調べてみると、コンビで「M-1グランプリ」の予選出場経験もあるそうですよ!
学生時代は本当にアクティブで様々なことに挑戦されていた方なんですね!!!
田淵寛子さんの経歴
現在田淵寛子さんは「OKOMUSU」のオーナーですが、卒業後は学生時代に立ち上げられた会社は手放し、IT系の会社に就職されました。
ですがその後2005年には有限会社『Linkage』を設立し、翌年2006年には株式会社『ジャンヌ・アンド・カンパニー』を設立されています。
そして2010年4月に入籍されますが、結婚式も挙げず8月から別居。
離婚前の9月に友人と開いたホームパーティーで作ったお好み焼きがフランス人に好評だったため、パリに店を出すことを決意されたようです。
結婚したにも関わらずものの3ヶ月で別居とは本当にスピード離婚ですが、他人同士が一緒になり、一緒に生活するのは本当に難しいことですよね。
お互い妥協は必要ですし、妥協するもどこまで許せるかもその人次第。
それにしても田淵さんは本当にアクティブですし、頭も相当切れたからこそ若いうちから起業も出来たのでしょうね。
勝手な推測ではありますが、もしかしたらこの元旦那さんは何でも出来る田淵さんに対しコンプレックスがあったがために上手く行かなかったのかもしれませんね。
離婚理由は当事者のみぞ知るでしょうね。
田淵さん、渡仏理由とフランス・パリでお好み焼き店を始めた理由は?
田淵さんが渡仏されたのは2012年です。
2012年に渡仏されてからはフランス語習得のため勉強され、2014年にある程度フランス語が分かってからお店を始められたようです。
そもそもフランス・パリに渡ることを決めたきっかけは、別居後に行き場を失った田淵さんは親友と東京でルームシェアを始められました。
その親友は、フランスにトータルで6年間住んでいたこともあり、フランス人の友人が多かったのです。
そして結婚式の予定日だった日に、気分を紛らわせるために友人宅でホームパーティーを開くことになりました。
いざ開催してみあると、1LDKの家には25人ものお客様。
親友の友人は半数以上がフランス人。
・パスタは一度に沢山作ることが出来るけれども冷えたら美味しくないかもしれない。
・おかず系は沢山作るのは手間がかかる。
・何を作ったらいいのだろう。
と、色々考えていた時に、「そうだ!粉ものだ!!!」と思いつき、お好み焼きを作る事に。
生地を作り、「食べたいときに、食べたい具材を入れて焼くのだよ」とお客に伝えてあとは自由にされたのだとか。
それがホームパーティーに来たお客さんには大好評で、
パリにお好み焼き屋ないからやればいいよ!!!
そづあよ!!!やりなよ!!!
ということを言われ、田淵さんはパリでお好み焼き屋をすることを決心されたそうです。
と言っても、パリにはお好み焼き屋さん1軒ありました。
「あき」というパリ・オペラ座近くにあるお店ですが、これは結構前からやっています。
ブログ主もパリ在住中、よく行ってました。
鉄板焼きのようにお客さんの前で焼いてくれたりするので美味しいですしエンターテインメント性もあるのでパリではフランス人にも人気で行列の出来る日本食屋さんです。

出典:Restaurant Aki
このホームパーティーでパリ行きを決心され、2010年~2012年までは渡仏の準備、そして到着後は全くフランス語ができない状態からのスタート。
そして構想から4年後の2014年3月に念願のお好み焼き屋『OKUMUSU』をパリにオープンさせました。
田淵さんのモットー通り、「とにかく行動」され、着実に夢を実現させていますよね。
本当に凄い行動力ですし、実現力です。
お好み焼き屋さん「OKOMUSU」の場所
田淵さんのお好み焼き屋さんはパリの北マレ地区にあります。
マレ地区と言えば、ファッションの街やゲイの街として有名ですが最近は日本食レストランも増えてきており激戦地になってきているんだそうです。
そして、パリ全体的にそうですが、この地区も韓国人や中国人がやっているエセ日本食レストランが多いようです。
(ちなみに日本食レストランが食べられる地区はオペラ座界隈、前述の「あき」近くRue Sainte-Anneに集まっています。)
さて、『OKOMUSU』の場所はというと下記の通りです。
住所:11 rue Charlot 75003 Paris
電話番号:01 57 40 97 27
営業時間:19h30~22h00(金・土・日のみ12h00~14h30も営業)
定休日:月曜日
最寄りのメトロ:8番線Filles du Calvaire、11番線Rambuteau
今は前述の日本人経営の広島風お好み焼き屋「あき」の他に、韓国人のお好み焼き屋、フランス人のお好み焼き屋、そして田淵さんのお好み焼き屋と計4軒あるそうですが、「田淵さんのお店が一番おいしいと思う!」と、味にはかなり自信があるようですよ。
パリに行った是非一度訪れてみたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
個人的にはこんなに行動力がある人がいるのか!と、驚いたのと大変感心しました。
そして入籍をしてまもなく、離婚を経験されている最中にご自身の次の夢・目標を見つける心の強さも大変感銘を受けました。
「とにかく行動する」とは、本当に大切なことなんですね。
そしてそれがいつか転機につながるのだと思わせられました。
常に行動している、そういう人間になりたいなと思いました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました♫
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