フランス語を学ばれている皆さん、どのように勉強されていますか?
恐らく一番多いのはフランス語学校に通ったり、フランス語の先生の個人レッスンを受講している方が多いのではないでしょうか。
日本にある有名な学校と言えば、フランス政府が管理・運営するアンスティチュ・フランセ(Institut Français)ですが、日本には東京、横浜、大阪、京都、福岡と5都市にしかなく、それ以外の地域に住んでいる方はなかなか通うのは難しいでしょう。
個人レッスンよりは学校に通った方が安く済むでしょうが、距離と料金面でもそれなりの覚悟がないとなかなか通うには覚悟がいるのではないでしょうか。
そんな方に便利なのが、オンラインのフランス語学校です。
自宅で自分の好きな時間に好きなだけレッスンを受講できるとても便利なシステムです。
そして自分のスタイルに合うようにレッスンも組めるので、仕事をしている方や、短期集中でフランス語を上達したい方、個人レッスンをしたいけど対面だと高いので二の足を踏んでいる方など、フランス語を学びたい色々な方のニーズに合うのがオンラインフランス語学校です。
この記事ではフランス語の学習方法の紹介と、オンラインフランス語学校のメリットとデメリット、そして現在一番大手とされる4つのオンラインフランス語学校を比較しまとめてみました。
目次/Contents
フランス語の学習で必要なマストアイテム
人それぞれ勉強方法は違い、学習方法や教材の合う合わないがあるかと思います。
また、フランス語のレベルによっても学習方法は違ってはくると思いますが、フランス語を学ぶにあたり、必ず揃えたいマストアイテムがあります。
それは、
・電子辞書
・自分に合った良い教材
・La Conjugaison(動詞の活用法用)
電子辞書は効率よく単語の意味を調べるためにもマストアイテムです。
紙の辞書の方が好きだという方も多いかと思いますが、電子辞書は言葉を捜すためにかかる時間の時間短縮にもなりますし、その言葉を使用した例文、また発音も教えてくれたりとかなり便利です。
従って電子辞書で探した言葉の意味の理解をより深めてくれるのではないかと思います。
その他にはやはり自分(のレベル)に合った良い教材を使用して勉強をしていくのが良いと思います。
もし目標がフランス語検定の○級なら、それに対応した勉強方法がありますしね。
フランス語習得の目的を考えて教材は選びましょう!
「La Conjugaison」(フランス語動詞活用表)は一番知られているBescherelleがお勧めです。

出典:Amazon
フランス語は本当に動詞の活用がものすごく複雑なので、この「La Conjugaison」があるととても便利です。
1つの動詞につき1ページで見れ、活用の大事なポイントやスペルが特殊な場合などは赤字で強調してくれているのでやはりフランス語の勉強には欠かせないアイテムだと思います。
ブログ主も相当お世話にになりましたし、これを参考に何度も動詞の活用法を書いて書いて書きまくり、身に付けました。
フランス語の学習方法
フランス語を学ぶためにフランス語学校に通ったり、大学の授業で学んだり、マンツーマンで学んだり、独学で学んだり、はたまたオンライン学校で学んだりとフランス語を学ぶための学習方法は色々あると思いますが、全ての勉強方法で共通することが数点あります。
・「書く/聞く」の同時進行を心がける
・語彙力を上げる
・とにかく真似る
・フランス人と知り合い、生のフランス語を聞いて話す
・どんなに頑張っても最初の半年は成果が出ない事を知っておく
語学にはやはり『インプット』と『アウトプット』作業が不可欠です。
インプット作業では「読む・聞く」を指し、これは独学で出来るので誰でも簡単に出来ます。
前述の通り、ブログ主もやはりフランス語習得のためにフランス語の動詞活用法を何度も何度も目を通しノートに書き写すという作業をし、頭に叩き込みました。
そうすることにより規則動詞のみならず不規則動詞の活用法が身に付きました。
『聞く』についてですが、フランス語のラジオを聴くことによりリスニングの力が向上します。
テレビや映画、YouTubeでもいいとは思うのですが、テレビ等だとどうしても目で動画を追ってしまいがちです。
ですがラジオだと反対に集中して聞くのでリスニングには最適だと思います。
そして耳が慣れてくると単語が沢山拾えるようになり、全文も分かるようになります。
そうすると結構な達成感なんですよね~♪
まずは簡単なMétéo/天気予報とかから聞いてみてはいかがでしょうか?
「RFI(Radio Français International)」が提供している「Journal en français facile(簡易フランス語ニュース)」というラジオニュースチャンネルもお勧めです。
「Journal en français facile(簡易フランス語ニュース)」とは、その日のニュースを10分間のダイジェストで毎日伝えてくれるチャンネルです。
と思われる方も多いかもしれませんが、これは完全にフランス語の学習者向けに提供されており、煩わしい慣用句やネイティブにしか分からないネタは一切使用されず、ただひたすらシンプルなフランス語の表現でニュースを伝えてくれるのでとても分かりやすいです。
騙されたと思って是非一度聞いてみてはいかがでしょうか?!(o^∇^o)ノ
その他に、フランス語の本も自分のレベルに合うと思ったものを沢山読む事により、動詞の活用法の再確認と共に、語彙の向上、フランス語の言い回し等が頭にインプットされます。
やはり語彙力を上げるにはフランス語を読み、自分で単語帳を作り、地道に覚えていく必要があるかと思います。
さて、アウトプット作業の「書く・話す」ですが、これは訂正してくれる人がいないとなかなか上達しません。
なのでやはり独学だけに頼るのではなく、『アウトプット』が出来る学校なりに行かないと上達は難しいと思います。
そこで一番安い方法としてオンラインのフランス語学校があります。
これについてはこの記事の後半でご説明しますね。
日本の教材等に付随しているCDを使用してDectée(書き取り)をするのもアウトプットの一環にはなると思いますが、この方法のみでは限度がありますよね。
なので、独学だったらフランス語のテレビやラジオ等を見て聞いて言っていることを真似ながら練習するのはいかがでしょうか。
これだけでもアウトプットになりますよ♪
その他にはフランス人の友人を作り、恥ずかしがらずにフランス語の練習を存分にすることです!
という気持ちになるのも理解出来ますが、フランス語勉強中なので間違うのは当たり前!
反対に間違っていたら相手が指摘してくれて正しいフランス語を教えてくれるので、間違ってなんぼです!
間違った方が色々覚えます!
そして最後に重要なのが、もちろん人それぞれだとは思いますが、毎日一生懸命に勉強したとしても単語の暗記や文法の理解、活用法を覚えるには時間がかかります。
フランス語が読めて、聞けて、話せるようになり「楽しい!」と思えるようになるまでは半年は見ておいた方がいいことを知っておいてください。
「なかなか上達しないからもういいや!」
「向いてないや!」
と、終わらせず是非気長に続けてみてください!
6ヶ月くらいすると、不思議とフランス語レベルが上達していることを実感すると思います。
そこからフランス語力が結構伸び、また滞ったりと何度も壁はあると思いますが、フランス語を始める方に一番高い壁は最初の6ヶ月だと思うので、気長に頑張ってください!
オンライン学校のメリットとデメリット
前述の通り、やはりフランス語を習得するにはアウトプットは必要不可欠です。
そして自分のフランス語を訂正してくれる人が必要ですが、学校や個人レッスンとなると距離や値段といった意味で、少しハードルが上がってきてしまいますよね。
ですがそのハードルを下げるがごとく、昨今フランス語のオンライン学校が徐々に出来てきています。
しかもフランス語教室に通ったり、フランス人の先生から直接個人レッスンを受けるよりも安価で受けられる上に、技術も進歩しインターネット環境やテレビ電話の技術の発展も著しく、今後オンラインフランス語教室も増えていくのではないでしょうか。
さて、そんなオンラインフランス語学校のメリットとデメリットを考えてみました。
・自分の好きな時間に自宅でフランス語をネイティブと学べる(時間・場所の制約がない)
・自分のペースで学習出来る(自分の習熟に合わせて学習できる)
・大変難しいとされるフランス語の発音を繰り返し練習し、訂正してもらえる
・実用的なフランス語を学べる
・日本語の教材には載っていないような現地の暮らしに即した表現が学べる
・現地の暮らしのことが分かるようになる
・コストが安い
・強制力が無いため、学習意欲の継続が難しい
(解決策:成果を見える化し、学習を記録する)
・臨場感がない(他の学習者との交流がない)
(解決策:動画や掲示板、チャットを使って同じようにフランス語を学んでいる人を探しネット上で会話する)
・ネイティブの先生がメインなので分からないことを日本語で質問できない
結論から言うと、デメリットよりメリットの方が断然多いと思いです。
上記でデメリットとして挙げたものもそこまでのデメリットではないと思いますし、簡単に解決策が見出せるかと思います。
従ってオンラインフランス語学校は「アウトップトの場」としてかなり有効に使えるのではないでしょうか。
オンラインフランス語学校の比較
現在オンラインフランス語学校は徐々に増えてきている傾向にあると思いますが、現在日本で主要とされる下記4校を比較してみたいと思います。
・アンサンブルアンフランセ
・フランティア
・ECCオンラインフランス語レッスン
・オンラインフランス語のカフェトーク
アンサンブルアンフランセ(Ensemble en Français)
この学校ではSkypeを使って、
・プロ講師とのマンツーマンレッスン(30~50分)
・無料カウンセリング
を24時間受けることができます。
学校のウェブサイトはこちらからご確認いただけます。
その他に『アンサンブルアンフランセ』が強みとしている点は下記の通りです:
・研究を重ねたオリジナル教材
・最高のオンライン学習環境
・選び抜かれた一流講師陣
・心強いモチベーションケア
・オーダーメイドの学習プラン
上記の通り、「アンサンブルアンフランセ」のオリジナル教材はフランス語教材の作成を専門に学んだ講師を中心にしたチームが研究を重ね、文法・旅行会話・生活会話・ビジネス会話等300を超える実践的なオリジナル教材です。
そしてこれらは受講する生徒の方に無料で提供されているので、一からフランス語を学ぶ人でも迷い無く学習が出来る仕組みとなっているようです。
そしてパソコンとインターネットさえあれば、好きな時間に好きな場所でマンツーマンフランス語レッスンを受講することができ、予約システムを介してスムーズなレッスン予約、講師へのリクエストメッセージ送信も可能となっています。
無料体験レッスン(30分)も受講でき、一度どんなものなのか試してみることも可能です。
ただこれは1度のみなので、真剣に受講を考えている場合は「この人から学びたい!」と思った先生をちゃんと選び、その先生の教え方や相性等を試してみるためにこの無料体験レッスンを試された方がいいかもしれませんね。
「アンサンブルアンフランセ」では講師の採用に高い基準を設けており、厳正な審査と研修レッスンに合格した講師のみが正式に採用されているため、優秀なプロの講師による質の高いレッスンを受講することが出来ます。
資格の無いフランス人によるレッスンではなく、フランス語を外国人に教えるプロのフランス人によるレッスンという所はかなりポイントが高いと思います。
前述の通り「無料カウンセリング」というSkypeによる学習サポートサービスが用意されており、Skypeの接続テストから講師選び、学習方法の相談までアドバイスを行い、モチベーションの維持と向上もサポートしているサービスです。
独学かつオンライン学校でフランス語を学ばれている方にとっては、フランス語を一緒に学ぶ仲間が居ないと言うのは寂しいので、こちらはそれなりに有難いサービスなのではないでしょうか。
そして最後の強みとして、各種フランス語試験対策、文法強化、テクスト読解、ニュースの聞き取り等、生徒1人1人の目標や興味に合った「オーダーメイドの学習プラン」を講師のアドバイスのもとで自由に組み立てる事が出来るそうです。
従って、自分の目的のもと自分に合ったコースの組み立てが可能となり、フレキシブルさが伺えますね。
料金に関してですが、『アンサンブルアンフランセ』の入学金は通常10,000円ですが、体験レッスン受講日から14日以内に入会すると入会金が85%オフで1,620円になるというキャンペーンもやっています。
その他の授業料は下記の通りです。

参照:https://ensemblefr.com/cours
キャンセルは、レッスン開始の12時間前まで可能ですが、12時間以内のレッスンキャンセルには1クレジット消化となるようなので、12時間前ということを忘れないようにした方がいいですね。
フランティア(Frantière)
『フランティア(Frantière)』は業界最安値と言われるほどの格安フランス語オンラインスクールです。
こちらのフランス語オンラインスクールの特徴は
・モロッコ・チュニジアの講師が中心
・値段が安い
という点です。
この学校のウェブサイトはこちらからご確認いただけます。
そして『フランティア』が特徴として挙げている点は下記の通りです:
・25分 386円~の格安マンツーマンレッスン
・月2,160円~の「月謝プラン」と有効期限1年の「フレキシブル学習プラン」
・充実のオリジナルテキストと納得の講師陣
「フランティア」が掲げる語学上達の秘訣は「とにかくたくさん話すこと!」です。
ブログ主もこれには賛同します。
そのためにより多くのフランス語学習者の方々に気軽にフランス語学習の場を提供するためにマンツーマンレッスンを25分386円~という格安で提供しています。
学習したいと思ったときに気軽に始め、自分にあったカリキュラムを自由に選択できるように入会金やテキスト代等の追加料金は一切ないようです。
そしてその格安レッスンを可能にする2つの料金パターン、「毎月学習プラン」と「マイペース学習プラン」があります。
双方のプラン共にチケットを購入するようですが、「毎月学習プラン」はチケットの有効期限が35日間で、有効期限内に購入した分のチケットを消費する必要があり下記の通りの料金体制です。

参照:http://www.frantiere.com/price2.php#sub-title
そして「マイペース学習プラン」のチケットは前述の通り1年間有効で、1年以内に購入したチケットを消費する形になります。
料金体制は下記の通りです。

参照:http://www.frantiere.com/price2.php#sub-title
「フランティア」でもフランス留学経験者と多言語習得のエキスパート、ネイティブフランス人の監修の下に無料オリジナル教材を用意しており、文法知識・読み書き・会話能力をバランスよく学習できるように構成されているのが特徴のようです。
こうしてみると「フランティア」では本当に格安で、フランス語学習者は気軽にオンライン学校でフランス語学習を始められる感じですね。
ちなみに「フランティア」がこのように格安で授業を提供出来る理由というのが、講師の方々が物価差の大きいモロッコやチュニジアといった北アフリカに在住の先生方を集めているからこそ可能です。
モロッコ・チュニジアではフランス語は公用語ではありませんが歴史的な経緯でフランス語が広く使われており、公用語に近いポジションです。
また彼らはフランス語のみならず、アラビア語や英語をはじめ多言語を習得する人も多く、言語学習の要点を自分の学習経験から理解していることからどのように言語を教えれば分かり易いかも心得ているようです。
ただ、ブログ主の個人的な懸念点としては、やはりフランスのフランス語とモロッコやチュニジアのフランス語は「訛り」という面で結構違うというところです。
一応「フランティア」に所属する全ての講師はネイティブフランス人の発音試験とフランス在住日本人による模擬授業試験を通し、研修を経て採用されているようですが、この発音試験だけで「訛り」が標準フランス語に近いか否かを果たして見極められるのかは個人的には少し疑問です。
もちろんフランス語でも、フランスのフランス語、カナダ(ケベック)のフランス語、ベルギーのフランス語、スイスのフランス語だけでも結構違います。
フランス国内だけでもアクセントが結構違うので一概にどこが良いとは言えませんが、アラビア系の方のフランス語もやはりかなり独特なので、それを承知の上でこの安さで授業が出来るという所なのかなと思います。
先生によって訛りも少ない人もいるとは思いますので、講師の方のプロフィールや経歴を良く見て決められるのが良いかもしれませんね。
もう1点、ブログ主が個人的に感じた懸念点は、モロッコやチュニジアの方々は日本人よりかなり時間にルーズです。
もちろんプロとしてフランス語の講師に登録されているでしょうからそのようなことは起こらないことが一番良いのですが、予約していたのに予定時間より遅れて始まる可能性はあるのではないかな(?)と思いました。
ECCオンラインレッスン
ECCと言えば、英語をイメージする方も多いと思いますが、実はECCでは7か国語(英・仏・中・西・韓・独・伊)の学習が可能な学校です。
この学校のウェブサイトはこちらからご確認いただけます。
そして他校のようにSkypeで授業を行うのではなく、独自のオンラインシステムを持っています。
- 発音が聞き取りにくい
- 音声が途切れたり通信遮断の問題が起こったりする
- 言葉に詰まってしまう
など、オンラインだとレッスンに集中出来ないことがあるからこその独自システムで、学習者がより集中して学習できるプラットフォームを提供しています。
その他に『ECCオンラインレッスン』の特徴は下記の通りです:
・英語だけでなく、全世界の7言語に対応
・25分間のレッスンにECCのノウハウを凝縮
・語学教育のプロとして、学習者の能力を伸ばす講師陣
・いざという時に使えるスキルを伸ばす実践的レッスン
そして他校同様に無料レッスンを1度受けることが出来ます。
そしてECCでのフランス語のレベルは5つのレベルに分かれています。
レベル1:【入門編】挨拶から、フランス語の基礎を
レベル2:【基礎編】簡単な質問や、説明ができるように
レベル3:【初級編】文法をしっかりと身につけ、表現の幅を広げる
レベル4:【中級編】より自然な会話ができるように細かな表現方法を学ぶ
レベル5:【上級編】自由に話して、文化・習慣について学ぶ
ECCのオリジナルテキストはファッションやアート、フードなどのトピックが充実しており、プチ旅行気分でレッスンを楽しめるよう工夫されているそうです。
その他にプロの講師陣はネイティブ講師もしくはバイリンガル日本人講師から選べ、プロの講師の方とのマンツーマンレッスン(25分)に加えて、会話を実施する前に30分間の事前予習(オリジナル教材で勉強)が出来るようになっています。
オンラインでのマンツーマンレッスンの前に(30分間)予習し、それを実践としてアウトプットするという流れになっているのはとても良い流れだと思います。
次にレッスンの予約とキャンセルについてですが、ECCでは休講日をのぞいて当日を含む15日先まで予約が可能で、キャンセルに関してはレッスン開始の30分前まででしたらキャンセルは可能です。
30分前を過ぎてからのキャンセルも可能ではありますが、この場合レッスンの失効となるので注意が必要です。
他のオンライン学校と比べると、突然のキャンセルでも対応が出来るので、急遽仕事が入ってしまいキャンセルせざるを得ないといったような突発的な状況でも対応可なのは少し有難いことかもしれませんね。
その他メリットとして、ECCはオンライン英会話学校としてのメソッドが既に確立しているので他の外国語に関しても教材やカリキュラムがきちんとしている印象です。
知名度もある上に長年の実績もある語学学校なので、安心して学習には専念できるかと思います。
その代わりに料金は他のオンライン学校と比較するとかなり高めという印象が否めないです。
<ネイティブ・バイリンガル日本人講師担当>
月2回プラン
+5レッスンまで追加可能
月8,200円〜
上記に2回分のレッスン料金が含まれています。月3回以上受講する場合、1回毎に4,100円が別途必要。
その他に入学金があるか否かを調べたところ、入学金に関しては記載されていませんでしたが、ネット上では、
入学金として8,640円
事務手数料として5,400円
ウェブカメラやヘッドセットも必要となり、5,980円
別途でかかると書かれていました。
従ってやはり料金設定は他と比べると高めと言えるのではないでしょうか。
また、フランス語講師陣は2019年2月現在ネイティブ講師とバイリンガル講師両方で6名しか登録されていないため、個人的には選択肢が少ないと感じたのと、開講時間も下記の通り限定されています。
平日:17:00~23:00
土日:10:00~16;30
ECCオンラインフランスレッスンでは長年培ってきた実績とノウハウ、そして知名度もあるので安心して学べる場かとは思いますが、個人的には月2回(25分x2回)で8200円のマンツーマンレッスンは高額かなと感じました。
事前に予習できる場があるのは良いですが、それは独学の場合学習者各個人でも出来るものだと思います。
フランス語をネイティブと話すというアウトプットの場であるマンツーマンレッスンが必要だからオンライン学校を使う訳であり、こちらにより比重を置いた長めのレッスンが受けられる学校の方がいいのかなと思いました。
オンラインフランス語のカフェトーク
「オンラインフランス語のカフェトーク」はSkypeを利用して世界中の講師と生徒を繋ぎマンツーマンのオンラインレッスンを受講する事ができます。
この学校のウェブサイトはこちらからご確認いただけます。
カフェトークの特徴は下記の通りです:
・「いつもの生活に世界のスパイスを」をコンセプトとしており、80カ国を超える世界中の講師からオンラインレッスンが受けられる。
・登録講師陣の顔ぶれは多彩で、各国在住・経験豊かな語学の専門家から、人気YouTuber、世界で活躍する音楽家、アーティスト、画家、俳優、弁護士、起業家、伝説の家庭教師、カリスマ占い師など、自身のスキルを全力で投じるレッスンは9,500種類を超え、バラエティ豊かなレッスンを提供している。
「カフェトーク」は語学だけに的を絞っておらず、語学を趣味と考えてオンラインコースを提供している印象です。
「カフェトーク」に登録しているフランス語講師を検索してみたところ、(2019年2月現在)64人程いました。
前述の通り、日本在住の方のみではなく、フランス・スイス・カナダ・ドイツ・スペイン・メキシコなど様々な国に在住の先生が登録されております。
また、フランス語を教える資格をお持ちの方ももちろん登録されていますが比較的少数派で、ミュージカルを学んだ方、美術史、歴史、日本文化を学んだ方などなど、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃいます。
日本語を交えてフランス語を教えられる方もいればフランス語のみのネイティブな方もおり、学習者の方のニーズに沿って選べるようになっているかと思います。
料金はポイント制となっており、ポイントを購入しレッスンの申し込み毎にポイントを使用するシステムです。
1ポイント=1.08円(税込)で銀行振り込み・クレジットカード・Paypal・楽天ID決済などから選択できます。
そして「カフェトーク」は海外でも広範囲に使用されているため、円のみではなく、ドル、ユーロなどの他通貨でポイントを購入する事も出来ます。
レッスン料ですが、講師の方や教えられているレッスンによって値段は様々です。
登録料や年会費は一切なく、15分300ポイント(税込324円)から受けられる授業もあれば25分1500ポイント(税込1,620円)のレッスンもあったりと、ピンキリです。
また、受講可能時間も講師によってバラバラなので、受講したい講師のスケジュールや料金を見て決める感じですね。
その他に他校と比較すると、きちっとした教材やカリキュラムがあるわけではなく、あくまで基本的なフランス語会話が出来る学習向けのサイトという印象です。
また、基本的なフランス語や学術的なフランス語を学ぶのではなく、料理に関するフランス語、音楽に関するフランス語など、生活や趣味をフランス語で話したいという方やフランス語圏の人と友達になりたい、話したいという方にはもってこいの学校だと思います。
従って、趣味の学校という位置づけの方がいいのかなと個人的には思いました。
上記4校の比較表
上記4校の比較を表で簡単にまとめてみました。
まとめ
フランス語の学習方法、オンライン学校のメリット/デメリット、オンライン学校4校の比較をしてみました。
比較する事により、同じオンラインフランス語学校でも各校で特色がかなり違うのが分かりました。
フランス語を学習されている方はなぜフランス語を勉強されているのか、目的は何なのかによってオンライン学校の選び方もそれぞれだと思います。
また、フランス語を学習されている方にとって、インプットのみではなくアウトプットも大切な学習工程の1つです。
普通の語学学校より安く、しかも時間・場所もフレキシブルにアウトプットの場を提供してくれるオンラインフランス語学校は魅力的だと思います。
その学校を選ぶにあたり、上記4校の比較が少しでも参考になったら嬉しい限りです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪
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