ロブション氏、世界的に有名なフランス料理のシェフですが、先日73歳という若さでこの世を後にされました。
数々の功績、料理を通じて人々へ感動を提供し、料理の世界にて多大なる貢献をされてきたロブション氏ですが、実はプライベートのことはあまり公にはなっていません。
フランスのメディアによると未だに奥さんの名前さえも分からないとか。
あそこまでの有名人のプライベートがベールに包まれているとやはり知りたくなっちゃいますよね?
どういった家族構成なのか少し調べてみました。
ロブション氏の両親
ジョエル・ロブション氏の父親は石工職人で母親は家政婦だったようです。
家は熱心なカトリック信者の家庭で、姉2人、兄1人の4人兄弟の末っ子として生まれました。
お父さんの影響か、小さいころは建築家に憧れていたようですが、そのための学費が払えなかったので、神父になるべく12歳でカトリック神学校に入ったようです。
そこでシスターの料理の手伝いで鍋を磨いたり、野菜の皮をむいたりと、母親と一緒にいるような時間がとても楽しく且つリラックスできる時間だったようで、料理の楽しさに目覚めたようですね。
そして当時は戦後で食糧不足の貧しい時代だったため、「料理人になれば最低限食べていくことはできる」ということもあり、15歳で料理の世界に入ったようです。
ロブション氏の奥さんについて
ロブション氏には奥さんと子供が計3人います。
La femmeと書いてあるので事実婚ではなく結婚はされていたのではないかと思います。
フランスメディアの方では子供は2人と報道されている所が多いですが、これはおそらく正妻との間の子供の数で、実際には3人いるようです。
フランス語の記事も読んでみましたが、奥さんの名前は非公開。
ロブション氏自身自分のプライベートを話すことは無かったようです。
結果、最後まで奥さんの名前は分からなかったといった内容の記事もありました。
ロブション氏の家族について検索すると下のような写真や動画がアップされており、奥さん?という形で載ってますが、こちらはロブション氏の娘さんSophieさん(赤ちゃんを抱いている方です)とその子供達の画像です。
ロブション氏の娘さんと孫達の写真ですね。お孫さんはロブション氏にとても似ていますね。

出典:closermag.fr
ロブション氏の子供達について
さて、子供に関してですが、3人います。
Eric、SophieとLouis。
Éricはパリでpédicure-podologueとして働いているようです。
Podologue(ポドローグ)とは足病医で、日本ではあまりなじみの無い分野ですが、ここ数年で需要が高まっていて足部をケアする専門家です。
主にたこやイボ、巻き爪の除去、足の形や重心に合わせて作成した矯正用インソール(靴の中敷)やテーピングで痛みを改善・予防する足の専門家ですね。
SophieはFrançois Kartheiserと結婚し、フランスDordogne地方で「La Cour d’Eymet」というレストランを旦那さんと一緒に経営しているようです。Sophieさんが料理担当で旦那さんがサービス/ホール担当のようです。
ちなみにSophieさんは2011年には父Joel Robuchon氏と一緒にFrance3のテレビの料理番組に出演したりと、お父さんと一緒にテレビの料理番組の仕事もなさっていました。
お二人の仲の良い姿が写真等で拝見することが出来ます。
そして最後にLouis Robuchon-Abe(安部ロブション龍依)氏が日本人との間に生まれた子供です。
Louisさんの母親は福岡出身の方のようで、Louisさんも福岡で生まれました。
おそらく日本で働いていた際に授かったのでしょう。
さすがアムール(愛)の国、フランス人ですよね。
ルイさんは生誕から日仏双方で半分ずつ過ごされたようで、現在はフランスワイン輸入商社株式会社ルイR代表取締役および日本酒を中心とした日本産品の輸出商社のJAPAN EXQUISE株式会社の代表取締役を務めているようです。
ロブション氏もかねてから日本食にも造詣が深く、日本酒の人気銘柄「獺祭」の蔵元・旭酒造とコラボし、パリに共同店舗「ダッサイ・ジョエル・ロブション」も開業したくらいなので血を引いていますよね。

出典:株式会社ルイRのHP
ちなみにルイ氏、2016年にはボルドーと日本でBar à vin(ワインバー)を開店しています。
ルイさんもお父さんと同じような道を歩むことを決断されたのですね。
ロブション氏の死因
ロブション氏は膵臓癌(すいぞうがん)で、長い間病気と戦ってこられたようです。
亡くなる数ヶ月前には手術もされております。
体調不良や病気もあり、ダイエットの結果27キロも体重を落とされたようです。
まとめ
ジョエル・ロブション氏の家族構成や死因について見てきましたが、本当に幼くして天職を見つけられたこと自体も彼の才能だったのでしょうね。
なかなか15歳で自分の道を見極めるのは難しいかと思います。
そしてご家族も大切にされてきことが伺えます。
お子さん2人もロブション氏と同じ道を歩んでおられ、彼の培った知識や経験をお子さん達が引き継いでいかれるでしょう。
長い間闘病されていたとのことですので、天国で安らかに休まれていることを願い、ご冥福をお祈りするばかりです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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